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所沢西ロータリー卓話~上手な生前贈与の仕方~

2015/03/03

2月24日、所沢西ロータリーの卓話の講師としてお話させていただきました。

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テーマは「上手な生前贈与の仕方」です。

 みなさん、ご存知の通り、平成27年以降は相続税が増税になります。

相続税改正というと、「基礎控除が下がって、納める人が増えるんでしょ」

と思っている方が多いかと思います。

それももちろんですが、もともと相続税の基礎控除を超える、いわゆる資産家

の方々も、基礎控除が下がった部分に課税されるので、相続税がかかる部分が

大幅に増えますし、税率が改正で最高税率が上がるなど、かなりの大増税にな

ります。

 そこで今日は、相続税の節税対策のひとつとして、誰にでも簡単に出来る

「生前贈与」の正しいやり方についてお話しします。

 

(1)110万円の非課税枠を有効に使おう

例えば5人の子供や孫たちに毎年110万円ずつ10年間贈与すれば、10年

で5,500万円、相当な金額の贈与が出来ます。ただ、これをやってしまう

と自分の財産(現金)が無くなってしまうから…、と思うかもしれません。

逆を言えば、それだけ効果があるということです。

 

(2)税務署にとやかく言われない方法でやりましょう

贈与契約は、民法594条に規定されていますが、簡単に言えば、

「あげます。もらいます。」と両者の合意があって成立する(という理屈です)

ことになります。ですから、相手に内緒で「あげたつもり」でため込んでいて

調査でひっかかってしまいます。ですから、きちんと110万円をあげる人

の口座からもらう人の口座へ振り込んであげるのが一番です。その時の振込口

座は、もらう人の給与が入ってくる口座に振り込めば、贈与契約は誰が見ても

成立しますから安心です。その後、息子(孫)が無駄遣いすると心配なら、入

ったお金を定期にして、毎年通帳をチェックしてはいかがでしょう(笑)

 

(3)3年以内贈与に注意

亡くなった日から3年以内に贈与されたものは、相続税の申告の際に110万円

以内であっても加算して申告しなければなりません。これを回避するには、長男

の嫁や孫(正確には、相続人・受遺者以外)に贈与すれば3年以内の加算はあり

ません。

 

(4)資産家は110万円にこだわらない贈与もOK

資産家の方は相続税の税率が高いですから、例えば年間310万円贈与したら、

贈与税は10%(贈与税は20万円)なので、相続税よりは納める額は少なくな

ります。

 

(5)生前贈与は上手く使いましょう

毎年110万円もらってしまうとそれが当たり前になってしまって、「今年もある

んだよね?」とアテにされてしまうかもしれません。生前贈与は税金対策にはとて

も効果がありますが、「息子の教育上はよくない?」なんて話も聞きます。

生前贈与は、お孫さんの入学や誕生日のお祝いのときなどにやったらよいのではと、私

は思います。せっかく自分の稼いだお金をあげるんですから、息子や娘から感謝された

方が良いですよね。良いタイミングで上手に実行すれば、「お父さん、おじいちゃん、

ありがとう」と言ってくれるかも?しれません(笑)

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相続税の改正後、当事務所の無料相談のお申込みもとても多くなりました。

それだけ、みなさんの関心も高いということですね。

 無料相談は完全予約制で、安心してゆっくり相談できます。

 

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所沢遺産相続サポートセンター  http://www.totoronomori.com/